王様のためのホログラム (2016) : A Hologram for the King

デイヴ・エガーズのベストセラー小説を『クラウド アトラス』のトム・ティクヴァ監督、トム・ハンクス主演で映画化。ティクヴァは原作本が発売されてわずか2日後にエガーズにコンタクトを取り、映画化を申し出たという。脚本もトム・ティクヴァ、撮影をフランク・グリーベ、音楽はジョニー・ジョニークリメックとトム・ティクヴァが担当した。

監督:トム・ティクヴァ
出演:トム・ハンクス、アレクサンダー・ブラック、サリタ・チョウドリー、シセ・バベット・クヌッセン、ベン・ウィショー、トム・スケリット

A Hologram for the King (2016) / 王様のためのホログラムのあらすじ

アラン・クレイ(トム・ハンクス)は大手自転車メーカーの取締役であったが、会社の業績が悪化、その責任を問われる形で解任され、さらに負債に充てるため家や車などは全て差し押さえられ、妻にも去られてしまう。アランは娘キットの養育費を稼ぐため、サウジアラビアの国王の甥と知り合いだということで採用され、IT企業の営業職に転職する。ある日、彼は国王に立体的な映像を投影する3Dホログラムを使ったテレビ会議システムを売り込むため、サウジアラビアに派遣される。しかし、現地のオフィスは傷んだテントが張られているだけで、設備も環境も整っていなかった。しかも、プレゼン相手の国王は超過密スケジュールで、いつ現れるのかも分からない。その上、上司からは商談成立のプレッシャーをかけられ、ついに彼の体は悲鳴をあげる。

そんな彼に予想もしない人物からの助けが入り、アランは新たな一歩を踏み出していく。

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